イタリアでは、5月18日から「新型コロナウィルス感染拡大防止措置」が緩和され、同じ州内での移動については外出の制限がなくなりました。
この緩和の日、早速パレルモの町に出た現地スタッフからパレルモの町の写真が送られてきましたのでご案内致します。
また今後、イタリア・ヨーロッパ各国・地中海沿岸の現地情報もご案内していきます。
『現地シチリアより』
新市街の中心地「ポリテアマ広場」
ジャカランダの花が咲いている「ポリテアマ広場」
新市街
「今日、2ケ月半ぶりにポリテアマ広場に行きました。いつの間にか、初夏の花ジャカランダが綺麗に咲いてます。人通りはまだ少なく、皆きちんとマスクを着用しています。車の量はだいぶ増えてきました。」
新市街のPRADA
「PRADAも営業再開。店員さんもマスク、手袋着用していますが、お客様が入らず手持ち無沙汰の様子。」
オープンしていたバール
店の外のメニュー表
店内
店のオーナー
「バールも今日から開店。店内のテーブルは減らされ、4名分の席に2名の定員。店の外に置かれたメニューには、宅配サービスの知らせもあります。人の入りは、まだまだこれからですがオーナーの表情は明るいです。」
「6月3日からはEU圏内からの海外旅行者の受け入れも始まります。ソーシャル・ディスタンスもジムを除いて1メートルに減らされています。買い物などの際にはマスク着用の義務は残っています。」
以上、現地スタッフから。
現地スタッフの案内にもありましたが、6月3日からEU圏内からの海外旅行受け入れですが、下記のとおりの内容です。
*6月3日以降は、EU法制度や国際的義務を尊重しつつ、特定の外国・地域から/外国・地域への出入国に関し、緊急政令第19号第2条(=首相令)に基づき講じられる措置のみによって制限される。
制限措置は段階的になっており、マスク着用、ソーシャル・ディスタンスを守りながらとなります。
*5月18日から: 小売業、対人サービス業、飲食業、海水浴場、宗教行事、チームによるスポーツ練習、美術館の再開
*5月25日から: ジム、プール、スポーツセンターの再開
*6月15日から: 劇場、映画館、地方自治体による子供の娯楽・レクリエーション活動の再開
5月18日、19日はシロッコが吹いて、かなり暑かったパレルモ。
あの太陽がきらめく“シチリアの夏”はすぐそこまできていますが、これからも感染防止の毎日は続きます。
皆様にこの夏をご案内したいのですが、今しばらくは“STAY JAPAN”ですね。
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